ベッドは長く付き合う寝具の一つですよね。

 

しかし、大きな買い物になるので、慎重に選びたいものです。

 

ところで、ベッドを置くと問題になるのは、

寝室の多くの面積を占める。ということですね。

 

日本の住宅事情にはベッドはかなりの面積を犠牲にしますが、

そこはさすがに日本。

 

ベッド下の収納をうまく生かした製品が多く販売されています。

 

ベッド収納にはタイプが2つあります。

それは、

跳ね上げ式と引き出し式。

 

この2つのタイプを比較して、どちらがあなたの寝室にぴったりなのか、
考えてみたいと思います。

また、日本特有の湿気問題についても考えますね。

では、いってみましょう!

目次

跳ね上げ式収納のメリット・デメリット

まずは、跳ね上げ式収納について。

跳ね上げ式とは、ベッドの枠組みの上にマットレスが載っている状態で、
マットレスの下の板ごと跳ね上がる仕組みで収納部分が出現します。

メリット

  • 枠組みの中が丸々収納スペースになるため、引き出し式に比べ、幅、深さ共に広い。
  • 旅行のスーツケースなど、大きなものも収納できる。
  • 冬物の布団なども収納できる。
  • 跳ね上げ式のほとんどがガス圧式のため、跳ね上げに力がいらない。
  • 跳ね上げたベッドマットレスが布団ごと跳ね上がるので、
    窓に向けることができれば布団を干すことができる。
  • 寝室が狭い場合でも収納が可能。

ちなみに、収納部分の深さは25cm〜30cmくらいがオススメです。
それ以上は収納力は高くなりますが、
位置が高すぎると見た目にも悪いですし、
ベッドから落ちた時痛いです(笑)
他には、
衣装ケースをタンスがわりにして使う場合、収納に合わせた高さのケースを購入し、冬物、夏物の衣替えは衣装ケースを入れ替えれば衣替え終了で簡単!
とか、
ガス圧式ならマットレスごと持ち上げられるので、換気もしやすい!
などという意見もあります。

デメリット

  • 荷物を取り出すときには必ずベッドから降りなければならない。
  • ガス圧などの部品が高価なので価格が高めである。
  • 組み立てがちょっと難しい。

他には、
ガス圧式ではなくスプリング式というものもあるが、これは結構力がいるので女性や腰痛持ちにはちょっと大変。。。
とか、
上に乗っているものが跳ね上げた時にずり落ちてしまうので、どかしてからというのがちょっと手間。。
などという意見もあります。

引き出し式収納のメリット・デメリット

次に、引き出し式収納についてです。

ベッドの下の部分に引き出しがついている、いわゆるよく見るタイプです。

メリット

  • 家庭用ベッドとして最も普及しているのでデザインが豊富。
  • 引き出しが左右付け替えが可能なので、部屋のレイアウトにも対応できる
  • 引き出しに入れるので、小さなものでも入れることができ、
    ベッドの上からでもものを取り出すことができる。

私は本やアロマオイルなどを引き出しに入れておいて、
寝ながら引き出しから必要なものを取り出していました。
ベッド周りはものもなく、すっきりした状態に保つことができました。

デメリット

  • 引き出し式なので、引き出した分の部屋の広さが必要。
  • 引き出しの底の板が薄めなので重いものを乗せることができない。
  • 引き出しの下には埃がたまりやすい。

引き出しにはついたくさんものを入れてしまいますが、
奥のものを取り出すのは大変でした。
また、引き出しの仕切りの分、高さや幅が狭くなる。
とか、
重いものを入れると引き出すのが大変!
という意見も。

湿気問題は?

日本の住宅は湿度の問題がいつもつきまといますよね。

ベッドの下に収納があるというのはどうなんでしょうか?

湿気というのは基本的に下に降りる傾向があります。

ベッドに寝ていると人間は一晩にコップ一杯程度の汗を掻くと言われています。

多くは蒸発してしまいますが、湿気となってマットレスの下に降りていきます。
すると下にある収納のスペースは湿気でカビなどが発生してしまうのでしょうか?

 

今回考えているベッドタイプは両方とも下の部分に収納があり、
湿気がたまりやすいと言われています。

しかし、すぐにカビが生えてしまうというのは実はあまり聞いたことがありません。

住んでいる環境などにもよるでしょうが、日本ではあまり敏感にならなくても良さそうです。

確かに収納は風通しが悪い場所ではありますので、空気が滞留してしまうことでカビが生えるということは考えられます。

ですから、気がついたら換気してあげることが最も良いカビ対策になるでしょう。

また、カビが気になるもの(冬物の布団や衣類)は、
圧縮袋などでパッキングしてしまうのもいいですね。

まとめ

跳ね上げ式収納付きベッドがオススメな人

  • 寝室が狭い。
  • 押入れなどの収納が少ない。
  • スーツケース、ゴルフバッグなどの大きめのものを収納したい。
  • 昼間に窓に向けて跳ね上げて天日干ししたい!

引き出し式収納付きベッドがオススメな人

  • 広めの寝室がある。
  • 小物を入れて、その都度出し入れしたい!
  • 収納にはそんなに困っていない。

今日はベッドの購入をお考えのあなたとタイプ別のベッドの選び方を考えてみました。

私個人は跳ね上げ式収納付きベッドがいいなと思いました。
普段あまり使わないスーツケースや押入れに入れるものをしまい込んで、
部屋をすっきりできるのはいいですね。

ちょっと計算してみましたが、坪単価180万円の物件に住んでいるとして、
押入れの三分の一の収納力を得られる跳ね上げ式収納の空間は約六分の一坪。

180万÷6=30万

つまり、約30万円分の空間を得たのと同じことになります。

そう考えるとお得感が増してきますね(笑)

日本の住宅は空間をどう上手に使うかが大きなポイントになりますから、
賢く寝具を選んで収納力をUPさせていきましょう!

今回も最後までお読み頂きありがとございました。

投稿者 phc95994

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