なんだか布団カバーっていつ洗濯したらいいのかわからない。

ふとそんなことを考えたこと、ありませんか?

私もそうでした笑

そろそろ汚くなっているようにも感じるし、まだまだ大丈夫なような気もするし・・・

布団カバーの洗濯は、毎日?一週間?一ヶ月?半年!?

日本人は毎日お風呂に入るので、布団なんかは汚くなりにくいイメージがありますよねぇ。
でも実際には、変えていない布団カバーの中は大変なことになっているんです・・・!

ご一緒に考えてみましょう!

目次

布団のカバーにはホコリがいっぱい!

「布団カバー?見た目も匂いもそんなにしないから別に大丈夫!」

なんて、そんな風に思ってませんか?

でも、ちょっと待ってください。

ホコリというのは、まず布製品から多く発生します。
ご自身の寝室を見渡してみましょう。

カーテン。
布団。
枕カバー。
出窓の敷物。
座布団。

・・・・・布だらけですよね。

汗髪の毛、皮脂、垢、それを食べるダニ。
これもすべて、いわゆるホコリになります。

そして、目に見えないくらいの小さなこれらホコリたちが毎日布団カバーに付着していくので、寝返りを打つたびに「ふわぁっ」と、ホコリが舞っています。

さらに、布団の摩擦で微弱な静電気が発生します。
そして、そのホコリを布団カバーが引き寄せます。

「いやいや、ホコリと言えば床とか部屋の隅にたまるものでしょ。」

と思いきや、上記の事情により、布団カバーにも大量のホコリが吸収されてしまっているのです。

そうしてたまった布団カバーについたホコリを毎晩吸い込むことによって、ひどい場合はアレルギーを引き起こすことが十分に考えられます。

寝室においてある布団カバーについては、「毎日寝るところ」ということもあり、特にホコリに対して注意してあげなければいけないものの一つなのです。

とはいっても、布団から布団カバーを剥がすものついつい面倒で、

「1ヵ月そのまま使ってる。(^^;」
「私なんか2ヵ月くらいそのまんま。(^^;;」

なんて人も多いのではないでしょうか。

確かに、布団カバーは洗うのもおっくうですもんね。。

では、どれくらいの頻度で洗濯した方がよいのでしょうか。

どれくらいの頻度で洗濯するべき?

では布団カバーの洗濯頻度はどれくらいでしょう?

人間の体は、寝ている間にコップ一杯分(約300ml)の汗をかくと言われています。

ですから、布団カバーは毎晩たくさんの寝汗を吸っていることになりますね。

汗を吸ったシーツは雑菌やダニが繁殖してしまい、毎晩積み重なって雑菌もダニも増えていくと言われています。
それが原因で皮膚トラブルになることもあるので、できれば頻繁に洗って清潔に使いたいところ。

パジャマなど肌着などは毎日洗濯するから、ベッドカバーも毎日・・・?

大きな洗濯物は干すのも大変!

ホテルじゃないんだから!

ですよね。わかります。

ホテルでも最近は連泊の場合、毎日シーツやカバーを取り替えないところも増えています。

一応パジャマや肌着を着て寝ている場合は、そこが汗を吸ってくれていると考えることもできます。
ですから布団カバーの洗濯は、できれば週に1度が望ましいと言われています。

そのままにしておくと確実に雑菌やダニが繁殖してしまうので、1週間に1度洗濯できれば清潔な状態を保てるでしょう。

でも!共働き夫婦などは週一でも大変

こんな時はせめて天気のいい日に短時間でも天日に干しましょう。

日光の紫外線である程度は殺菌できます。

ちなみに、肌着でカバーできない枕カバーは毎日洗うのがベストです。

ある調査機構が日本人250人を対象に行なった調査の結果、シーツを週1回以上替える人は11%、週に1回程度替える人は29%という結果が出たそうです。

つまり、日本では週に1度以上シーツを交換している人は40%しかいません。

これは世界的に見てもかなり低い数字です。

同機構がアメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、ドイツの5ヵ国を対象に行なった調査結果では、週に1度以上シーツを交換している人が大半でした。

アメリカとカナダ、ドイツでは6割以上、メキシコではなんと8割以上が週に1度以上シーツを替えています。

日本人って清潔好きなイメージなのになんででしょう?

日本人がシーツを洗濯する頻度が少ない原因の一つとして、欧米では天日干しという習慣が少なく、乾燥機を使用する家庭が多いということが挙げられます。

日本は基本的に外で天日干しをする家庭が多いので、洗濯が大仕事になってしまうんですね。

また、天気の良い日も少なかったり、共働きで忙しかったりと、止むを得ない状況があるのも事実です。

とはいえ、週に1度の洗濯は、人類として見て清潔さの1つの基準だといえるのかもしれません。

家で布団カバーはどうやって洗う?

布団カバーの洗濯にはちょっとした注意をしたい点があります。

それは、柔軟剤を使用しないほうが良いということです。

まず布団カバーについている素材表示を確認します。

「中性」と表記されている場合はおしゃれ着用洗剤。
表記がなければ衣料用洗剤を使用。

また、布団カバーは汗を吸い取る役割がありますね。
しかし洗濯時に柔軟剤を使うと、汗を吸い取りにくくなってしまうため、布団カバーの洗濯時には柔軟剤は使わない方が良いです。

では布団カバーの洗濯手順について。

ポイントは布団カバーやシーツについたホコリや髪の毛をあらかじめある程度落としてから洗濯機に入れること。
また、大きいものは洗濯機で絡まってしまい布が痛むことがあるので、ネットに入れて洗うことをオススメします。

シミや目立つ汚れがあるときは、先にその部分をつまみ洗いします。
カバーの上の部分、つまい顔が当たる部分は皮脂よごれが強いですから、
その部分だけを先に手洗いすると、洗い残しを防げます。
何と言っても布団カバーの洗いたては布団に入った瞬間の気持ち良さを感じることができますね!

長いこと洗わなかった布団カバーって、そろそろ洗わないとな・・・と思いながらももう寝る体制に入っているので、残念な気持ちで入眠となるわけですから、気持ちよく寝る=ぐっすり快眠のために、一週間に一度と決めて洗濯するようにしてはいかがでしょうか。

まったく布団カバーを洗わないとこうなる!

布団カバーを洗わないと非常に危険です!

布団に繁殖する代表的なものをあげてみました。

  • 黄色ブドウ球菌
  • カンジダ・アルビカンス
  • ニキビ菌
  • 風邪ウイルス・インフルエンザウイルス
  • ダニの繁殖

この動画を見るとゾッとしますね。これみんなダニです。

布団の中でこれらが繁殖しているんですよぉ!

いかにも体に悪そうなものと一緒に寝ていることになり、健康を害してしまうのは明白ですね!

まとめ

今日は布団カバーを洗濯する頻度について考えました。

週に一回!がせめてもの洗濯頻度ラインでしたね。

それを怠ると健康被害につながることもわかりました。

でも、自分の匂いの安心感って確かにありますよね。

でも、この匂いに慣れてしまうと、鼻が匂いを判別できなくなってしまうのも事実。

ひいては外でも、また友人を家に招いた時にも人に不快感を与えていることに気づきにくくなるものです。

ですから、週に一度は布団カバーを洗濯する!と決めてしまって、習慣化すると良いかもしれません。

布団カバーの週一の洗濯で快適な生活を送りましょう!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者 phc95994

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