腰痛というと男性のイメージがありますが、
実は腰痛持ちは女性の方が多いと言われています。

女性というのは様々な体調の変化を経験していますから、
ちょっとやそっとの痛みなどは我慢で乗り越えてしまうんですね。

男性に腰痛が多いというのは、
男性の方が圧倒的に痛みに弱い生き物だということを表しているのかもしれませんね。

では今日は、女性の腰痛を寝ている間に治す効果を期待できる、
マットレスの選び方を一緒に考えてみましょう!

では行きましょう!

目次

女性の腰痛の原因

女性には、男性にはない特有の腰痛になりやすい原因があります。

たくさんありますが、その中のいくつかをあげてみますね。

1.筋力が少ない

基本的に女性は男性に比べて筋肉量が65%しかありません。

男性ホルモン(テストステロン)には筋繊維を太くする働きがあるので、
男性はそれだけで筋肉量が増えるのだそうです。

腰回りを支える力も弱いわけですね。

2.冷え性

身体が冷えると当然、血流が悪くなります。血流が悪くなると、
身体に酸素や栄養素が十分に運ばれなくなります。

すると、疲労物質がたまりやすくなるのですね。

ただでさえ筋肉量が少ない女性が冷え性になると腰痛になりやすいのはこのためだったんです。

3.身体の変化

女性特有のものといえば、月経(生理)があることも挙げられますね。

月経(生理)による出血と、それに伴う子宮や卵巣への血液の配分が多くなると、
身体に運ばれる熱も少なくなるわけです。

やはり体が冷える。→腰痛になりやすい。

4.妊娠時の体型の変化

これも女性特有ですね。

お腹が大きくなってくると腰椎も前側にせり出てきます。

大きな負担が腰にかかるのですね。加えて妊娠による体重増加も腰に負担がかかります。

そして、出産時には「リラキシン」というホルモンが特別に分泌されて、
関節が柔らかくなり、骨盤が広がります。

この時期に足を組んだり、横座りをすると骨盤が歪んでしまい、
腰痛になりやすくなってしまうんだそうです。

5.かかとの高い靴を履く

ハイヒールやパンプスなどは、足を綺麗に見せる効果があるので、
多くの女性は使います。

しかし、これはいわゆる前のめりの姿勢になってしまいますので、
腰にかかる負担は大きくなるものです。

他にも、女性ホルモン、骨粗しょう症、月経不順、女性特有の病気など、
たくさんの腰痛につながる原因があり、多くの女性が苦しんでいます。

さらには、寝ている姿勢にも女性特有の問題が潜んでいます。

女性の背骨は男性に比べて、S字カーブがしっかりしています。

また、骨盤も幅が広く、お尻の肉もしっかりしています。

このカーブがマットレスに合わず、寝起きが疲れているという女性は本当に多いです。

それほど女性は腰痛になりやすいと言えるのです。

このにっくき腰痛、
もし、寝ている間に治すことができればこんなに嬉しいことはありませんよね?

あなたに合ったマットレスを選ぶことで、女性特有の腰痛を改善できる可能性があります!

なぜマットレスが大切なのか


人間は人生の3分の1はマットレスの上で過ごしています。

しかも、睡眠時にでしか体力の回復はできないといっても過言ではないでしょう。

体力の回復とはつまり、筋力の回復でもあるのですね。

起きて生活している間、身体は常に筋肉を使っています。

もし寝ている時にも筋肉が働いていたら?

当然いつか疲れ果てて腰椎を支えきれなくなり、腰痛になってしまうでしょう。

ではどうしたら良いのでしょうか?

マットレスが体全体を自然な形、姿勢で筋肉が緊張しない状態を作る必要があります。

ではどうしたら緊張していないかどうかわかるのか?
簡単にわかる方法があります。

今回は特に腰回りに注意して調べてみました。

あなたの体にあっているマットレスかどうか調べる方法

では早速あなたのマットレスが身体に合っているかどうかを調べましょう!

  • いつも寝ているマットレスの上に仰向けで寝ます。
  • もちろん枕も使います。
  • 腰のS字にカーブしているところに手を入れてみます。

手がスカスカに入るほど浮いていると、腰は緊張している状態です。
手は入るがマットレスといい具合に密着しているなら、一次審査合格です!(笑)

次に2次審査です!

  • 仰向けに寝て、両手をクロスさせて鎖骨あたりに置きます。
  • 膝を軽くたて、そのまま横向きに転がってみます。
  • この時、楽に横向きになれるか、それともちょっと力が必要かを感じてみます。

この時、腰の回転が遅れたり、
回転するために「よっこらしょ」と腰に力が入るなら、
腰がマットレスに沈み込みすぎているかもしれません。
楽に回転できるなら2次審査合格!

これには枕の高さも関係するので一概には言えませんが、
こちらに枕の特集記事がありますのでご参考にどうぞ。)
ポイントは

仰向けに寝た時に腰が楽で、
沈み込みすぎないことにより、寝返りが打ちやすい

マットレスを選びましょう。ということですね。

マットレスは丁度良い反発力が大切

寝返りを打つためにはマットレスにある程度の反発力が必要です。
しかし、反発色が高すぎると腰を点で支えることになり、
筋肉を緊張させ続けることになります。

ですから、女性のためのマットレス選びには体重と体格だけでなく、女性特有の背骨のS字カーブを考慮して硬さを選ぶ必要があるわけですね。

明らかに男性よりも繊細です。

しかし難しく考える必要はありません。

今現在あなたが持っているマットレスがちょっと硬いと感じるなら、
敷きパッドを一枚購入してみるのをオススメします。

最近では安価なものがホームセンターなどにもありますね。

夏の時期なら冷感タイプの敷きパッドがありますし、
冬の時期なら毛布のようなふわふわしたものもあります。

この厚さが約5mmから10mmあります。

たった5mmのように感じるかもしれませんが、
かなりの効果を発揮してくれます。

逆に、今のマットレスが柔らかすぎるなと感じた場合はどうでしょうか。

硬いベニヤを入れる
これは湿気の多い日本ではオススメしません。
カビの原因にもなり、健康ではなくなってしまうかもしれません。

硬めのマットレスに買い換える
これが一番早いでしょうね。でも出費がなぁ。。。という場合は、

腰にタオルを巻く

実は医学博士の山田朱織先生が提案している方法で、実際にかなりの効果があるそうですよ!
方法は、

  • バスタオルを用意する。
  • お腹が隠れるくらいにたたみ、お腹に巻く。
  • 最後に寝ている間に取れないようにガムテープなどで固定する。
  • これだけだそうです!

    実際私もやってみましたが、非常に快適に寝返りを打つことができました!
    おまけにお腹も冷えず、しっかり熟睡できてしまいました。
    腰も楽になりました。
    実際に酷い腰痛の女性もかなり改善しているようです。

    もちろん個人差や他の要因もありますが、
    簡単だし、家にあるもので試せるならいいですよね。
    まあ、毎日ガムテープで固定するのは面倒ですがね。。。(笑)

    まとめ

    今回は女性の腰痛の原因と改善策、マットレスの選び方について考えてみました。

    原因としては、

    • 筋肉量の違い
    • 冷え性
    • 体型、体調の変化
    • 妊娠、出産による体型の変化
    • 靴などのオシャレによる犠牲

    改善策としては、

    • マットレスの改善で、
    • 硬いと感じたなら敷きパッドで改善!
    • 柔らかいと感じたなら腰にタオルを巻いて寝る!

    というところですね。

    腰痛が改善できれば仕事も家事も頑張れる!
    というあなたのお役にたてれば幸いです。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

    投稿者 phc95994

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