健康診断の季節になると、
またこの季節が来たか・・・と思いますよね。
それまでには健康的な生活をしていたいと思いながらも今年もお腹周りはでっぷりと・・・
しかも、明日が健康診断ということを忘れて、いつものように飲酒してしまった。
これは診断結果に影響が出るのでしょうか?
何時までなら大丈夫?
しっかりと予習して、健康診断に臨みましょう!
健康診断前日に禁止されていること
基本的には普段の生活の健康度を計るための機会ですから、普段どうりが一番。
しかし、血液検査などに影響が出やすいのは前日の食べ物や飲み物です。
ですから、それを踏まえて前日のより夜9時以降は食事とお酒は控えるように勧められています。
当日は食事やお酒はもちろん、水分も水かお茶とされています。ジュースやコーヒーなどはNG!
理由も書かれています。
各種検査で正常な数値が出ないんですね。
これは飲酒や食事で摂取したビタミンや糖質などの栄養素が血中や尿の中に残って、尿糖や潜血反応に影響が出るわけです。
飲酒は何時までなら大丈夫?
飲酒に影響が出るのはどの分野なのでしょうか。
血液検査や尿検査に関係した影響が出るようです。
これらはアルコール分が血液や尿に現れるというよりも、
アルコールを摂取したことで、利尿作用が働き尿タンパク濃度が高くなるということと、
ビールやチューハイなどのアルコールには糖分が多く含まれているので、
尿糖が尿検査で多く出てしまう。
ということがあります。
これは前日に飲んだアルコールから出る数値になります。
ちなみに、普段から摂取している場合に出やすいのは血液検査で出るγ-GTPと尿酸値です。
で、肝心の飲酒時間ですが、
アルコールの体内分解時間というのは平均で数時間から半日と言われています。
これはもちろん個人差がありますが、この時間内であれば、ほぼ体内では分解されていると言えます。
うっかり前日に飲んでしまった場合は、水などの水分をたくさん摂りましょう。
明日の健康診断の開始時間が朝9時からだった場合、
つまり夜9時までには飲酒はストップしなければなりません。
えっ、じゃあ夜9時までならいいの!?飲み会だったら?
うっかり前日が飲み会だったらどうしましょうか。
夜9時までならいいので、その時間までしこたま飲む!というわけにはいきませんよね。
はじめの一杯だけにして、あとはお水を水割りのふりして飲みましょう笑
中には、飲んでしまったのをリセットするために、激しい運動をしたり、サウナに入ったりする方もいるかもしれませんが、
これはNG!です。
激しい運動は筋肉の疲労によって血液検査でCK(CPK)、肝機能の指標であるAST(GOT)・ALT(GPT)が高値になることがあります。
これは肝機能障害の疑いが検査結果で出てしまう恐れがあるので気をつけましょう。
サウナも脱水症状を促すので血液の状態が普通でなくなります。
まとめ
ということで、
ということになります。
健康診断でややこしいことにならないために、良い準備で臨みたいですね。
普段通りが一番です。
でも、できるだけのことはしておきたいと思うのは自然なことですよね。
不安がある方は、検査前日には忙しい予定は入れずに、ゆっくりと過ごしましょう。
食事は、いつも食べているような和食などで、腹八分目を心がけましょう。
睡眠は十分にとりましょう。睡眠時間が不足してしまうと、血圧が高く出ることがあります。
睡眠不足の状態は交感神経の働きが活発になります。すると何が起きるかというと、血圧が上昇しやすくなり、脈も速くなりがちになります。
普段の生活を診断する健康診断ですが、なるべく通常の結果を出すためにも一工夫していきましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。