最近朝起きると肩が痛い。。。

いつも寝ている時に横向きになるクセがあって、肩が下になっていたからかも。。。

確かにそんな時ありますよね。

肩こり、痛みの原因は横向きで寝ているからなのでしょうか?

肩こりと寝る方向、マットレスの関係について考えてみましょう!

目次

横向き寝と肩こりの関係

 

横向きで寝たことで肩こりが起きる原因は3つあります。

1.長時間同じ姿勢でいる。

これは起きている時でも寝ている時でも同じことが言えますね。

同じ姿勢をし続けると当然筋肉を動かさないか、
同じ状態で緊張し続けていることになります。

ですから、横向き寝が原因というより、
寝返りが打ちづらい状態が悪いと言えます。

 

本来、人は寝返りを打つことによって体の矯正をしています。

一晩で平均20回から30回は寝返りするそうですよ!

さらに、血流の循環も良くしているので、寝返りは大切なものなんですね。

しかも、寝ている時は意識がない状態ですから、
起きている時よりも長時間同じ姿勢になることもあります。

なので、横向き寝でも仰向けでも、

長時間同じ姿勢でいることで、肩こりになる可能性が高くなるわけですね。

 

2.横向きで自分の体重が重しとなって肩を圧迫してしまう。

肩が圧迫された状態が続くと、正座をし続けた足のような状態になります。
つまり、血が通いにくくなって、肩から腕にかけてしびれるわけです。

私も横向きで腕を下にして寝ていて、
血が通わなくなって痺れを通り越して、
腕の感覚がない状態で目が覚めたことがあります。

腕がない!!と思ってビックリしましたよ(笑)

血が通わないということは、
筋肉の疲れや老廃物が流れにくいということになり、
肩こりの原因になります。

しかしこれも横向き寝自体が悪いわけではありません。

肩が圧迫されるということは、枕の高さがあっていないか、
マットレスの硬さがあっていないかということになります。

 

3.枕とマットレスがあっていない。

結局はこれが大切な要素になるようです。

枕の高さが合わない&マットレス選びが間違えていると、
寝返りを打ちづらくなることで筋肉の緊張状態が続き、
血行が悪くなり、肩に痛みやコリが発生します。

逆に枕の高さとマットレスの選び方があっていれば!

快適な横向き寝ライフを堪能できるということです。

 

横向き寝が肩こりの直接の原因ではないということがわかりました。

 

枕に関してはこちらの記事にも便利な情報がありますよ。

枕の高さ調整方法!タオルを使って寝違えずにすむ方法とは?

横向き寝は体にいいの?悪いの?

ここまでで、横向き寝自体が肩こりにつながるわけではないことがわかりました。

大切なのは、しっかりと寝返りが打てるのかどうか?ということです。

 

医学博士の山田朱織先生は、

睡眠時の寝返りが体力回復のキモ」とおしゃっています。

 

長い時間同じ姿勢で寝続けないことにより、
血液の循環を促し、骨と関節の矯正をしていくわけです。

 

また、横向きで寝ることは体にとって良いという研究結果が出ています。

横向きに寝ることが脳の「ゴミ」を除去するにあたって最も適した姿勢であることがニューヨーク州立大学ストニーブルック校の研究より明らかになりました。

Sleeping in the lateral, or side position, as compared to sleeping on one’s back or stomach, may more effectively remove brain waste and prove to be an important practice to help reduce the chances of developing Alzheimer’s, Parkinson’s and other neurological diseases, according to researchers at Stony Brook University.

 

この記事によると、脳にも老廃物というものが作られるので、
寝ている間に排出されなければならないと。

 

これが一番よく排出される姿勢が、横向きなのだそうです。

 

さらに、ほとんどの動物が横向きで寝ることから考えると、
本能的に横向きで寝ることで脳の老廃物を取るための姿勢をしているのではないか。

と研究者は述べています。

 

もしあなたが横向きで寝ることが体に良くない。肩にも良くないと言われてきたのであれば、これは嬉しいですね。

ですから結論としては、

 

横向き寝は体に良い!ただし体のためには矯正できる寝返りを打てる寝具を選ぼう。

 

ということになります。

血流を促し、関節と骨の矯正を寝ている間に行うために、
コロコロと寝返りを打ちやすいマットレスを選ぶことをオススメします。

マットレスの選び方

 

  • 横向き寝は体に良い
  • 寝返りを打ちやすいマットレスを選ぶべし!
  •  

    というところまではわかりましたが、

    「寝返りを打ちやすいマットレス」

    とはいったいどのようなマットレスなのでしょうか。

     

    ここからはマットレスの選び方についてみていきたいと思います。

    まず、マットレスを選ぶポイントについて。

    これには3つのポイントがあります。

     

    1. 自然な背骨のカーブを保てるちょうど良い反発力
    2. リラックスできる心地よさ
    3. 寝返りの打ちやすさ

    これに加えて肩の圧迫感をなるべく少なくするためのマットレスを選ぶ。
    肩にあたる部分は枕がかなりのサポートをしてくれます。

    すでに先ほどの記事、

    枕の高さ調整方法!タオルを使って寝違えずにすむ方法とは?

    から枕のちょうど良い高さを測ることができたならば、
    次はいよいよマットレス選びですね。

    マットレスはあまり硬すぎないものを選ぶのが良いでしょう。

    低反発マットレスは確かに体圧分散性に優れていますが、
    沈み込みすぎると今度は寝返りが打ちづらくなってしまいます。

    高反発マットレスは体重の軽い人(〜40kgくらい)には反発力が高すぎるようです。

    低反発、高反発マットレスの分類で考えますと、
     

      低反発のマットレスがおすすめなのはこういう人

    • 痩せ型体型
    • 体脂肪率が低い人
    • 寝返りよりも寝心地重視
    • 包まれるように眠りたい人
    • 猫背の人
    • 冷え性

    ※注意点としては、低反発マットレスは高密度のものを選ぶと良いです。

    妙に安すぎるものは密度がスカスカで沈み込みが激しいので腰にキケンです。

     

      高反発のマットレスがおすすめなのはこういう人

    • がっしり体型
    • ぽっちゃり体型
    • 寝返りを楽に打ちたい人
    • 姿勢はいいほうだという人
    • 暑がり

     

    マットレスはこういう方向性で選ぶと絞りやすいですね。

    しかし、こればかりは本当に一人一人違いますから、しっかりと時間をかけて、
    よーく吟味することをオススメします。

     

    まとめ

     

    今回は、肩こりの原因が横向き寝からきてるかどうかについての考察と、

    肩こりを軽減させるためのマットレスの選び方について紹介しました。

     

    「肩こりを軽減させるためにマットレスを変えようかな。」

     

    と考えている場合に、行うべき順番としては以下の通りです。

    1. タオルで枕を作って寝てみる
    2. マットレス売り場に枕を持っていく
    3. その枕で寝てみる(10分以上)
    4. 枕をいろいろ調整してみる

     

    併せて、以下の3つのポイントもチェックしてみましょう。

  • 自然な背骨のカーブを保てるちょうど良い反発力
  • リラックスできる心地よさ
  • 寝返りの打ちやすさ
  •  

    このように、枕とマットレスのバランスは非常に重要です。

     

    マットレスはけっこうお高い買い物となりますので、
    いろ色試してみて、ご自身にマッチした、 「これだ!」 というのを見つけてくださいね。

     
    今回は以上です。
    最期までお読みいただきましてありがとうございました。

    投稿者 phc95994

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