なんだか脇腹がヒリヒリするなぁ。

風邪かな?

こんなこと、季節の変わり目などに時々ありませんか?

ほとんどの場合はちょっと疲れ気味の時や風邪の前兆だったりしますが、

もっと危険な病気が潜んでいることも!

今回は私、ブログ管理人がかかった帯状疱疹について写真付きでレポートします。

と言ってもグロではないのでご安心を。

医者にも行ってみましたので参考になれば嬉しいです。

目次

帯状疱疹って?

 
帯状疱疹とは、水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが原因の、痛みをともなう皮膚湿疹のことです。
 

参考:オムロン

水疱瘡は子供の頃にほとんどの人がなりますよね?その時にできたウイルスが神経節というところ(顔面の三叉神経、脊髄神経、坐骨神経など)に数十年間も潜伏します。

普段は免疫が強い健康状態の時には活動が抑えられており出てくることはありませんが、

身体の免疫力が低下する中高年や忙しい毎日が続くとき、ストレスなどによって潜伏している水疱瘡ウイルスが出てくるのです。

ぶつぶつが帯状にでき、ヒリヒリとした痛みが続きます。

それがまさに水ぶくれのようになって広がっていき、最終的にはかさぶたになって終わります。

そして怖いのが、帯状疱疹を何もせず放っておくと広がり続け、

全てかさぶたになって終わった後も、神経痛となって何年も痛みが続くのです!!

ヒエエェェェ・・・

すぐに治しましょう!

でも、
本当に帯状疱疹かどうかわからない・・・

判断がつきにくい場合もありますよね。

ですからまず、主な原因について考えてみて、思い当たるとことがあるかどうか、考えてみることをオススメします。

主な原因

帯状疱疹になってしまう主な原因は、

過労、疲労の蓄積、ストレスが原因とよく言われます。

しかし、私の場合は過労で疲れ切った時というよりも、忙しさの山を越えて、疲れもだいぶ回復したあたりで
こうなったので、自分の意識と身体の反応には少し時間差があるようです。

さらにもしあなたが40代なのであれば、今までのように一生懸命に働いて、同じように動き続けていると、

以前のようにパワフルに動けない自分に気づくはず。

しかし、それを認めたくないという気持ちも。

で、たまたま調子が悪いだけだろう、と思って無理をしていると帯状疱疹というパターンも多いようです。

発症者の75%が40歳以上の世代ということから考えると、20代、30代と頑張り続けていてしかも体力の低下がどうしても出てくる世代ですから、免疫力が低下するというのもうなずけますね。
 

そして、ストレスが直接の原因ではないという方もおられるようですが、

実は大いに関係があります。

ストレスを受けると、まず自律神経が緊張します。
それによってストレスホルモンというものが体内に分泌され、その緊張に対処できるように活発に動けるようになります。

しかしそれは緊急事態に対処するためのものなので、長く続くと免疫力がどんどん奪われていきます。
そうすると、それまで抑えられていた体内のウイルスが活動し始めるというわけです。

初期の症状

私の場合は、朝起きた時に、肋骨のあたりと背中に皮膚がピリピリする感覚がありました。

よく風邪の初期症状にあるので、「風邪っぽいのかな?」程度に感じていました。

しかし、それにしてはいつまでたっても風邪っぽくならないし、皮膚のピリピリは治らないし、

「変だなぁ」と思っていました。

痛みが始まってから5日目頃、

痛みが強くなり始め、「ピリピリ」から「ビリビリ」変化しました(わかりにくい!)

鈍痛(どんつう)と言った方が正しいかもしれません。

車を運転していてもシャツが肌に擦れただけでビリビリと皮膚の表面というより内側が痛みます。

「これはおかしいな」と思い始めたのがこの頃だったと思います。

一週間ほどして、お腹に蚊に刺されたような跡ができました。
 

 

「??」

でもかゆいわけではないので、もしかしたらと思い病院に行ったわけです。

発疹が出たらすぐ病院へ!何科がいいの?

帯状疱疹の場合、内科か皮膚科かを迷うかもしれません。

先生に聞いてみたところ、

「皮膚科の方が専門ではあるが、まだわからない場合は内科でも対応できる医者は沢山いる」

とのことでした。

私の場合は内科と皮膚科の両方ある個人病院に行きましたが、

受付で症状を説明したところ皮膚科となりました。

お医者さんに診てもらったところ、

まだ湿疹が確認できないので(お腹のコレはやっぱり蚊に刺されたのか?と思いながら)

「まだ判断はできないので血液検査をしましょう」

ということになりました。

でも、その次の日に鏡でお腹を見ると・・・・
 

 

増えてるーー!!!

これで確信しました。明らかに湿疹

先生曰く、

「帯状疱疹の湿疹は周りがピンク色で痛みもありますからわかりやすいと思いますよ」

とのことでした。確かに鮮やかなピンク色でした。

次の日にすぐ病院に行きました。

先生に見せたところ、

「明らかに帯状疱疹ですね。早速薬を出しますのですぐ飲んでください」

と、抗生物質のバラシクロビル錠、ロキソプロフェンNa錠、テプレノンカプセルという薬を処方されました。
 

 

もうこうなると一刻も早く飲んだ方が良いようです。

食後と書いてありましたが、とりあえずすぐ飲んで、次は6時間後に飲んでください。と言われました。

これは処置が遅れた場合に神経痛として痛みが何年も残る可能性があるからです。

そして、薬を飲み始めても湿疹は増え続け、次第に赤黒くなって、かさぶたになり、終了します。

その期間はおよそ三週間から1ヶ月ほど。

しかし薬を飲み続ければ、しっかりと治りますからご安心を。

後は体を温めることを意識して、お風呂に入ったり、温かいものを食べたり飲んだりしてください。

ただし、お酒は控えるように。と、しっかりとご指導いただきました。

 


 
ちなみに血液検査の結果は、

「VZV-M(-)」つまり、陰性でした。

・・・え?

調べてくれた血液検査ではわからなかったそうです。

これはウイルスの活動がまだ初期段階だとわからないことがあるそうでした。

しかし、はっきりとわかって安心しました。

『血液検査はあてにならないじゃん!』

となりそうですが、実は、

帯状疱疹の疑いとともに、内臓の病気の可能性もかんがみての血液検査ということで調べてみてもらったものでした。

なんとこれで中性脂肪が高いということがわかって、

「帯状疱疹の後はコレステロールの治療をしましょうね♪」

ということになりました笑

まとめ

私の場合は初期段階で治療を始められたので良かったです。遅くなるとその後何年も痛みと戦わなければならないので
早い処置をすることを強くお勧めします。

帯状疱疹は

  • 疲れ始めた中高年の間で非常に流行っている病気である
  • 疲労やストレスと関係がある
  • 湿疹が出たらすぐに皮膚科へ!行きつけの内科でも良い
  • 鮮やかなピンク色の湿疹が特徴。痛みとともに増える
  • 体を温めて免疫力を上げる
  • 自力で治すことを考えるよりも医者に行く方が早いようですね。
    あなたももしヒリヒリが収まらないようなら、行って見ることを強くお勧めします。

    今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

    投稿者 phc95994

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