おウチでゆっくりと冷たい飲み物を飲んでいるひととき・・・

まさに至極の時間ですよね。

でも、一つだけ、気になることがあります。

コップの水滴問題!
 

 
氷を入れたらあっという間にびしょびしょになって、

テーブルに水の輪っかができます。
 

 
コップを持つと、水滴がこぼれてズボンの股間に落ちて、しばらく恥ずかしい思いをします

なのでいつも私はティッシュを敷いて、こんな感じで飲んでいました。
 

 
これじゃ気分も下がりますよね笑

今回はコップにつく水滴の原因と、全く水滴がつかない、さらに温度も保つという、

パーフェクトなコップを、比較検証写真付きでご紹介します。

目次

コップに水滴がつく原因は、湿気である!

 
湿気の多い国の一つである日本は結露と切っても切れない関係にあります。
よく冬の寒い日に暖房の効いた部屋にいると、窓の内側が曇りますよね。
 

 
これと同じ現象が、コップの内側と外側にも起きているのです!
 
詳しい説明はこれ。
 

空気は高い温度の時ほど多く水蒸気を含むことができます。それぞれの温度で最大限含みうる水蒸気の量を「飽和水蒸気量」といいます。飽和水蒸気量に対して、それぞれの温度で実際に存在する水蒸気(絶対湿度)の割合を「相対湿度」とよび、天気予報で使われる湿度はこの相対湿度のことです。

30℃・50%と0℃・90%の2つの部屋があった場合、30℃の部屋には15.2g/m3の水蒸気があります。これに対し0℃の部屋には4.3g/m3の水蒸気しかなく、湿度(相対)は低くても温度の高い部屋にはより多くの水蒸気が存在します。仮に30℃・50%の部屋を0℃まで冷却したとします。
0℃の飽和水蒸気量は4.8g/m3なので、差し引き10.4g/m3が水蒸気の形で存在することができず、水にかわります。これが結露発生のメカニズムです。

出典:旭化成

つまり、空気中に湿度が多くなると、
溢れ出した湿気が水になって現れてくるという現象なのですね。

温度が高い場所と低い場所の差が大きいほど、水(結露)として現れてくるということです。

水滴がつかないコップのスーパーベストはコレ!!

 
ということで、水滴、結露になんとなく悩まされてきた私、
今まで様々なコップを買い続けてきたブログ管理人がたどり着いたのは・・・

コレ!!!

どうでしょうか!この年季の入ったマグカップ。
サーモスのステンレスマグです。

もうかれこれ4年ほど毎日使っています。

未だに現役で保温時間も素晴らしいままです。

では早速、このサーモスマグカップと、普通のガラスコップに氷を入れて、どうなるのかを検証してみましょう!
 

水滴がつくコップとつかないコップの検証!

 
今回の検証は、同じ量の水と氷を入れています。

水滴がどう変化していくか、温度や保温はどうなのかを検証してみます。
氷を6個入れて、150mlの常温のお水を入れてスタートしました。

開始14秒。
 

 
もう早速、右のコップにはうっすらと水滴が・・・
これも見るからに冷たそうでいいんですけどね。
 

 
さて、30分ほど経過しました。
どうなっているかというと・・・
 

 
だいぶガラスコップに水滴がたくさんついてきましたね。
一方、サーモスマグは全く変化なし。

氷もガラスコップの方はだいぶ溶けてきています。
左のサーモスマグ、ほとんど変化なしです。氷も大きいまま。
 

 
拡大して見ると・・・
 

 

 
さて、ここで温度の方はどうなっているでしょうか。

温度計で確認してみましょう。
ガラスコップの方は5c°くらい。
コップ外側にも冷たさが逃げているので水滴がたくさん付いていますね。
 

 
一方、サーモスマグは2c°
コップの内側には水滴がありますが、外側は全くさらさら状態です。
コップを持っても特に冷たさは感じません。保温されている感じ。
 

 

このように、温度が保たれていることで氷が溶けにくくなって、
さらに保温時間が伸びるわけです。
一方、ガラスコップの方は外に温度が逃げる→さらに水滴がつく、
氷も早く溶けるという状態になります。

さらに50分くらい経つとどうなるでしょうか。
 

 
まだ1時間経たないうちにガラスコップの氷はほぼなくなってしまいました。
水滴もこんな感じ。
 

 
当然、テーブルにも輪っかが。
 

 
これ、イヤなんですよねー。
テーブルによっては拭いても後になってしまうことも。
で、温度は写真がちょっと見えにくくてすみません、8c°くらいです。
 

 
一方、サーモスマグは、2c°をしっかりキープしています。
水滴も皆無。
 

 
氷もしっかりした形をキープしています。
 

 
さあ、1時間11分、氷は完全に溶け、ガラスコップは常温に向かって徐々に温度を上げています。
この時点で12c°
 

 
こっちは・・・
2c°!変わらず!!
 

 

この後、サーモスマグは6時間経っても温度をキープしていました。

キリがないので飲み干しました笑

その間も水滴など全くなし。
素晴らしい検証結果となりました!

デメリット

さて、大絶賛のサーモスマグカップですが、デメリットといえば、

  • ガラスじゃないので見た目が涼しそうじゃない。
  • お客さんが来た時に自分だけサーモスマグというのは気がひける。
  • というくらいでしょうか。
    よく聞く、金属臭とか、金属による飲み口の違和感などは、私は全く気になりませんでした。

    ただし、サーモス以外のいくつかの真空断熱マグカップも試しましたが、
    保温時間とか、飲み口とか、結局水滴とまでいかなくともうっすら湿ったりと、
    なかなかいいものには出会えませんでした。

    まとめ

    いかがでしたか?

    コップの水滴問題は小さなことのようで、毎回ちょっと気になりますよね。

    これを何年もちょっとづつ気にするよりも、
    ちょっといいマグカップを買ってその後ずーっと感動しながら自分の時間を快適に過ごす。

    こういうモノ選びならすごくお得ですよね。

    ps:

    で、サーモスがすっかりお気に入りとなり、
    ひとまわり大きい500mlも購入してみましたが、
    ひとまわり大きい分、
    空気に触れる面積も大きくなるようで氷の溶け方も早かったように感じました。

    ですから、ベストの中のベストバイは400ml。

    これがベスト。
     

    これなら350mlのジュースやビールもちょうどぴったり。
    ぬるくなるのを嫌がって急いで飲むこともなくなりました。

    ゆったりした時間を余裕を持ってちびちび飲めるので満足感もあります。

    今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

    投稿者 phc95994

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です