イヤホンで音楽を聴きながら通学、通勤、散歩、買い物・・・
一人ぼっちの単なる移動の時間をかなり楽しくしてくれるアイテム、イヤホン。
しかし、これが、
片方しか聞こえない・・・
プチプチ雑音が聞こえる・・・
なんか、キレてる・・・?
という、コードの断線という現象が起きやすいのもイヤホンの宿命なのです!
目次
イヤホンはなぜ断線しやすいの?
ご存知の通り、イヤホンのコードは非常に線が細いです。
本当に繊細なんです!!
具体的には、イヤーピースの根元
プラグの「根元」
リモコンマイクの「付け根」
ここに負担がかかり、中で断線してしまうのです。
「金属疲労」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
(岡田益男 東北大学教授 / 2007年)
出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
難しいですが、要はいつも曲げていると壊れるということ。
人間の筋肉も実は疲労しているときは筋繊維が切れているんです。
でも、人間は自然治癒力によってまた新たな筋繊維を作るので回復しますが、金属にはそんな回復力はありません。
「えっ、じゃあ、イヤホンの中のコードは金属だから、曲げちゃダメってこと?」
極端に言えばそうですが、曲げる回数がある程度決まっていると言ってもいいでしょう。
ですので、いつも習慣的にイヤホンをどのように扱っているかによって、寿命がわかります。
断線しやすい人は3ヶ月や半年に一度は壊れるんですよね。
大体同じスパンで断線します。
一方、壊れない人は全然壊れない。
「イヤホンクラッシャー」は、習慣的な使い方に特徴があるのです!
断線しやすい使い方
引っ張る
スマホで音楽を聴くときには大体ポケットに入れますよね。
で、時間が見たいとき、急に着信があって「誰だ?」となった時などに、
イヤホンのコードを引っ張って取り出す
ことがあるでしょうか?
このときにプラグの付け根には負担がかかっています。
いつもはスルッととれるのに、たまに何かに引っかかって取れない!
そのとき、確実に金属疲労がコードの内部で起こっているということです。
また、イヤホンを外すときについ、プラグを持たずにコードを引っ張るのもNGですね。
使わないときに本体に巻きつける
つかわないときには本体に巻きつけておけばカバンの中に入れてもなくならないし、便利!
これも実はNG。
コードを巻いていくとやはり、プラグに負担がかかります。
グニョーって曲がっているでしょ。
これが毎回の動作になればやはり、金属疲労になるわけですね。
そのままカバンにポイ
ズボラな人はこうしてしまうことがあるようですが、もちろんNG。
しかし、意外かもしれませんが実は、金属疲労には優しい方法なんです。
一番自然体ですからね。
しかし大問題が一つ。
カバンですから、他にも物が入るわけです。
中に入っている他のものとぶつかったり、重みが加わったりして、コードに負担がかかります。
また、取り出すときに中のものに引っかかってこれも断線への近道となります。
小ちゃく畳んでカバンに収納
これならカバンの中でぐちゃぐちゃにならないからいいでしょ?
と思いますが、金属疲労が断線の原因ということがわかっていると、コードには負担がかかっていることがわかります。
特にプラグの付け根と、イヤーピースの付け根に負担がかかると、
ぐちゃぐちゃにしているのとさほど変わらないんですね。
断線しにくい巻き方
じゃあ結局、どうしたたらいいの!!
お待たせしました。
8の字巻き
数年前から話題のこの方法。
はじめに中指と薬指でイヤーピースを挟みます。
次に人差し指と小指を伸ばして、巻きつけます。
8の字を書くようにクロスさせて・・・
そろそろ終わりだという頃にプラグを指の間から通して・・・
このときにプラグを無理に引っ張らないように・・・
指からコードを外して・・・
出来上がり!
コンパクトにまとまりました!
これなら絡まってイライラしたり、カバンの中でぐちゃぐちゃにならないし、いいですよね。
ポイントは、各部の付け根に無理をかけないことです。
やり方はわかったけどめんどくさい!イヤホンクラッシャーは基本、不器用なんだよ!
というかた。わかります。
というわけで、私の一番のおすすめ!
最終的にはこれが一番!断線しにくい優しい巻き方!
簡単というか、結局当たり前のような方法。
くるくる、くるくる・・・
でも、大切な点として、プラグやイヤーピース、リモコンマイクの根元に負担のないように・・・
これでポケットに入れたり、カバンに入れたりしていますが特にダメージとかないです。
音響のプロも実はこの無理のない巻き方が一番安全なのだと言っています。
結局私はイヤホン人生、これで一度も断線していません笑
まとめ
ポイントはただ一つ。
これを意識するだけでイヤホン寿命は格段に伸びます!
ちょっとしたことですが、このことを意識する習慣を持つだけで、随分快適な生活を送れるんですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。