夜、布団に入ってもう1時間・・・
頭の中がグルグルと考え事で止まらない。
明日の仕事の予定がうまくいくのか心配・・・
どうしたらいいのだろうかと頭の中がいっぱいで眠れない。
こうなるともう眠れる気がしませんよね?
そうならないために今からできる方法について考えてみました。
ストレスは睡眠障害になりやすい
忙しい日々を過ごすサラリーマン。
30代後半からいろんな仕事を任され始め、ストレスは日々増えていきます。
できる人ほど上司に頼られ、次々とこなさなければならない仕事が溜まっていく。
期待に応えようと頑張れば頑張るほど不安やストレスも溜まっていきます。
ですから、頑張る人ほどストレスから夜眠れなかったり、夜中に何度も目が覚めるということに悩まされる人が多いのです。
ある研究結果でも、仕事がハードになるに従って睡眠障害になる人が増えるということが証明されています。
で、対処するためにこんな成分が有効であることがわかりました。
GABA(ギャバ)という成分
コンビニエンスストアなどでもよく見かけますよね。
チョコレートに多いこのGABA(ギャバ)。
アミノ酸の一種で、リラックス効果があるとされています。
脳内にもともとある神経伝達物質で、ドーパミンなどの興奮系の神経伝達物質の過剰分泌を抑える働きがあるようです。
いわゆる「抗ストレス作用」というものです。
また、内臓疲労や睡眠、記憶・気力・気分の改善など、
老化の回復にも効果のある非常に優れた成分なのです。
脳内には様々な神経伝達物質がありますが基本的には、
脳神経の興奮を促す興奮系物質と、
脳神経の鎮静を促す抑制系物質の2種類があります。
興奮系物質にはドーパミンやグルタミン酸というものがあり、やる気を引き出したり、脳の回転を早める働きがあります。
抑制系物質であるGABA(ギャバ)はγ(ガンマ)アミノ酪酸と言って、鎮静作用として働きます。
この2種類の神経伝達物質がバランスよく動いていると、精神的な安定状態になると言われています。
ですから、必ずしもGABA(ギャバ)をたくさん取り続けていれば安心というわけではないのですね。
このGABA(ギャバ)という成分が注目されているということは、
社会の動きがいつも興奮系物質が分泌されっぱなしの世の中といっても過言ではないわけです。
緊張状態にあると興奮物質が分泌され、抑制物質は足りなくなってしまうのです。
実はパニック症候群の人の脳脊髄液を調べたところ、GABA(ギャバ)が著しく減っていたという実験結果があります。
ですから睡眠障害、自律神経失調、うつ、更年期や不眠といった症状の改善にも効果があるのではないかと注目されています。
不足してしまったらやはり補充したくなるのが自然な反応。
というわけで、食品やサプリメントが売れているのです。
よく見るのがチョコレートですね。
食べるとホッとする作用があるようで、よく売れている商品です。
しかし、いつでもGABA(ギャバ)入りチョコレートばかり食べていても太りそう・・・?
では、普段の食べ物にも含まれているのでしょうか?
どんな食べ物に含まれているの?
緑茶、玄米、メロン、アスパラガス、かぼちゃ、トマト、きゅうり、みかん
などに多く含まれています。
他にも、漬物、キムチなどの一部の発酵食品にも含まれているようです。
しかし、一番多く含まれているのが、
「発芽玄米」です!!
その量、白米の約10倍ものGABA(ギャバ)が含まれているので、白米に発芽玄米を混ぜることで非常に効率的に摂取することができるのです。
もともと体に良いとされてきた発芽玄米。
しかもチョコレートのようにお菓子ではなく、食事としてしっかりと体に取り入れることができるのはありがたいですね。
まとめ
発芽玄米にGABA(ギャバ)が多く含まれているというのは驚きでした。
これは一時的に効くというよりも、脳に必要な成分を食事で補えるという研究結果に基づいたものですので、ある程度継続するのが良いです。あとから緩やかに、じわじわ効いてくるでしょう。
私は昔から玄米が好きでよく食べていましたが、さらに一歩進んだ発芽玄米が良いということで、
早速購入してみました。どうなるか楽しみ。
最近はファミリーレストランなどでも白米の代わりに発芽玄米を選べるようなメニューもありますよね。
小さなことかもしれませんが、こうしたことの積み重ねが意外とストレスに強い身体を作るんですね。
米はやっぱり白米だろ!というあなた!
ストレスに負けない体を手に入れるなら、発芽玄米ですよ!
しかし、発芽玄米は買うと高い・・・!
ですよね。
ならば、玄米を発芽させればいいじゃない!!
というわけで、こんなやり方があります。
発芽玄米の作り方
クックパッドで説明されていますので、よかったらぜひ。
ストレス社会に負けないように、食生活を改善して見るのはいかがでしょうか。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。