梅雨時期になると気になる湿気。

寝室もなんとなくじっとりしていて、疲れを取るための睡眠もなんだかイマイチ・・・

なんとなく身体がむず痒い気がするのは気のせいでしょうか・・・?

それは気のせいではありません!!

日本のような多湿な環境には必ずダニがいます!
それがむず痒さの原因かもしれませんよ〜?

アレルギーなのかなんなのか分からないケド、朝起きると鼻炎とくしゃみが止まらない!
これもダニが原因かもしれません。

私もなんだかカユくなってきた笑


今年こそは完全に撃退しましょう!アレルギーや肌トラブルの原因にもなるダニ退治!

さあ、いざ出撃!

目次

ダニはどこに潜んでいるのか?

兵庫県西宮市にいる中田さんというダニバスター、つまりプロがいます。
中田さんの調査によりますと、
ダニが好んで潜む場所というのがあるんだそうです。

家の中のどの部分か?気になりますね・・・

さあ、結果は?

フローリングには・・・・・4匹
ソファーには・・・・・・・84匹
部屋の畳には・・・・・・・59匹
テレビの裏は・・・・・・・6匹
布団・・・・・・・・・・・108匹!

一見テレビの裏なんかはホコリやゴミなどがあって、たくさん潜んでいそうな気がしますが、実はそうでもない。
これはなぜかというと、食べ物がないからだそうです。

やはり多いのは人がいるところ。

人から出る、垢や髪の毛、汗などの老廃物がダニにとっては大好物!

人は人生の3分の1は寝ています。

ということは、人生の中でかなりの割合で滞在する時間が、布団の中なのです!

しかも、この布団、ダニにとっても居心地がいいらしく、
ここで生まれてここで卵を産み、また生まれて死んでいく。

そう、ダニにとっての布団は最高のワンダーランドなのです!


さらに悪いことに、このダニのフンや死骸が、人間が寝返りを打つたびに部屋中に舞い、それを吸い込んでアレルギーになったり、肌に付着して美肌を損ねるのです!

これは一刻も早く退治せねばなりません。

ダニの性質から弱点を知る


では、ダニを退治するにはまずその性質から弱点を知らねばなりません。

さあ、このダニバスター中田さんが色々と実験してみました。

水ぜめ

ダニを洗濯機で洗ったらどうなるでしょうか?
毛布に3000匹のダニをつけ、洗濯機で洗いました。


さあ、どうなったでしょうか?

結果:ダニ生存率81%!

洗濯機でしっかり洗ってもほとんど効果はないようです。

ダニは水に強く、爪で繊維にしっかりと捕まって耐えるのだそうです。

次!

日光ぜめ


じゃあ、日光ならどうだ?これは効果ありだと思いますが・・・

布団を天日に干して、4時間。

結果:ダニ生存率100%!!

え・・・?どうして??

これは、布団の表面温度は上がったものの、ダニは悠々と布団内部に逃げ込んでいたのです。

まだまだ!次!

冷凍ぜめ・紫外線ぜめ・真空ぜめ

マイナス13の冷凍でも、紫外線をガンガン浴びせても、真空状態でも、

結果:全く関係なし。ダニ生存率100%

不死身か!?と思ったところに朗報が!

乾燥ぜめ

乾燥させてところ、一気にぺしゃんこになりました!!

勝利か!?と思いきや、

なんと!

湿度が戻ったらダニも復活して、のそのそ動き出したのです!

ギャーー!!

しかしここで一つわかったのは、湿度60%以下になれば、動きは止まるということ。

ちょっと見えてきましたね!?次!

火ぜめ


これは一瞬ですね。

結果:ダニ生存率0%

完全消滅です!!

しかも火で焼く前に50度から60度ほどの熱でやられます。

これはさっきの乾燥による気絶ではなく、完全なる死滅でした!
ダニはタンパク質と水分で構成されているので、湿度と温度が大きく関係しているんですね。

というわけでいよいよ、この弱点を最大に使って完全退治しましょう!

布団乾燥機を使ったダニの撃退法完全版

実はコインランドリーで乾燥というのがいいのですが、コインランドリーまで布団を持っていくのが大変というのも事実。また、誰が使ったかわからないものをドラムに入れたくないという人もいます。

そこで登場するのが布団乾燥機ですね!

さあ、いよいよやってみましょう!

まずは布団の素材をチェックします。

高級羽毛布団などはよく注意してください。加熱に向かないものもあります。
羽毛自体はやはりタンパク質でできていますので、高い熱を加えるとゴワゴワになってしまう可能性があります。

手順

  1. 使い方は布団乾燥機をにして、敷き布団で包みます。
  2. その上に掛け布団で覆います。
  3. 乾燥時間は1時間ほど。布団全体に熱をかけるのがコツ。ダニの逃げ場をなくします。
  4. 次に掛け布団を包み、敷き布団で覆います。
  5. また1時間ほど乾燥機にかけます。
  6. 全て終わったら、布団を掃除機でじっくりと死骸とフンを吸い取ります。
    片面40秒ほどかけてじっくりと吸い取りましょう。

ダニ退治の頻度は?

ダニ退治にかける布団乾燥機の頻度は、三ヶ月に1度程度で大丈夫。
でも掃除機は人の垢やダニのフンなどもありますから、週に一度程度はしたいものですね。

ワンポイント
ダニは布団が大好きですが、特に布団の頭側に寄ってくる習性があるようです。
その割合は実に布団全体の70%!
なぜかというと、そこには頭皮の垢、つまりフケがあるからなんですね。

ということは、枕や枕カバーもしっかりダニ退治しないとじゃ・・・?

そうですね。

枕カバーなら洗ってから天日干しでも大丈夫です。生地が薄く、ダニの逃げ場がないからですね。
それでも心配な方は、アイロンをかけてしっかり退治しましょう。

枕の場合は布団乾燥機に仕込むか、ドライヤーで熱を加えるのも一つの方法です。

ただし、熱を加えても大丈夫な素材かどうかはよく確認してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

ダニ退治は日本に住む者にとって永遠のテーマですね。もはや共存していると言ってもいいでしょう。

しかし!完全退治でアレルギーや肌荒れも改善できるなら、やる価値あり!ですね。

布団乾燥機は加熱もしてくれますが、除湿力も高いんです。いつでもふわふわな布団で眠れるのは安心でもあり、嬉しくもあり、いいことばっかり!

家族のためにも、あなた自身のためにも定期的にダニバスターとなって、家族を守りましょう!

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

投稿者 phc95994

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