たくさんの芸能人も愛用しているシルクのパジャマ!
光沢感もセレブっぽいし、サラサラしていて肌触りがいい!
夏は涼しく、冬暖かい、美肌効果や美白効果まであると言われているシルク!
大奮発して買ったお気に入りのシルクパジャマなんだけど、洗濯方法が難しい・・・
毎回ドライクリーニングじゃお値段が高すぎて、庶民の私はいつかタンスの中にしまいっぱなしになりそうな予感・・・
そんなあなたに今回は、自宅で、簡単に〇〇のついでに洗っちゃう方法を伝授します!
洗濯準備。洗えるかチェック!
まずはお手持ちのシルクパジャマが自宅で洗えるかチェックしましょう。
「洗濯絵表示」を見てみます。
「手洗いOK」の表示があれば大丈夫。
もしかすると、シルク100%でしかも高級シルクパジャマにはないかもしれません。
その場合は素直にクリーニング店へGO!
さて、OKだった場合、
手洗いOKの場合は、「ドライマーク衣料用の中性洗剤」を使います。
でもこういうの、なかなか家にないですよね。そんな時は・・・
シャンプーで代用できます!!
え・・・?!
石鹸ならまだしも、シャンプーで汚れが落ちるの??
と思ったでしょ〜。
いいんです。理由はですね・・・
シルクは蚕(かいこ)の糸からできているからです。
シルクのタンパク質の成分は人の組織に近くて、肌や髪の毛に成分が非常によく似ているんです。
だから、洗濯用洗剤などは強すぎてゴワゴワになるし、体を洗うための石鹸でも強すぎるんですねー。
人の肌ならどんどん新しい皮膚組織が作られますが、シルクは壊れたらもうそのまんまですからね。
優しく大切に洗ってあげたいですね。
手洗いの洗濯方法
さて、いよいよ手洗いですが、ズボラな私は思いつきました。
用意するものが、お湯?洗面器?シャンプー?
お、お風呂のついででええですやん!!
そうなんです。お風呂に入った時に手早く洗ってあげれば、面倒くさくもないし、体を洗うついでにシルクパジャマも洗ってあげちゃえばいいんです!
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手順
- 洗面器にお湯を入れて、ちょっと水で温度を下げて、シャンプーを2〜3ポンプ投入。
- よくかき混ぜて、綺麗に畳んだシルクパジャマを入れ、押し洗い。
- ここでゴシゴシ繊維をこすったりはNG!お湯の中でフリフリふり洗い、そしてまた押し洗いします。
- さっと流して、また新しいぬるま湯を入れて何度かすすぎます。
- 洗剤が落ちたなーと感じるまで何度か繰り返しすすぎます。
- 綺麗になったら脱水。この時、決して絞ったらダメ!そのままハンガーに下げて水気を自然に落としておきましょう。
- その間に自分がお風呂でリラックスしちゃいます。
- さて、自分もサッパリ綺麗になったあと、お風呂上がりに一緒にシルクパジャマも出します。
- バスタオルでシルクパジャマを挟んで脱水しましょう。タオルに水が移って、結構脱水できますよ。
襟汚れが気になる・・・こんなときはシャンプーだけだとなかなか綺麗に落ちてくれません。
こんなときは、酸性漂白剤を使いましょう。
酸素系漂白剤には酸性のものとアルカリ性のものがあります。
アルカリ性のものはシルクを溶かしてしまうのでお勧めできません。
何かと万能な重曹もアルカリ性なのでシルクに関しては使わない方が良いですね。
洗濯機を使った洗濯方法
オススメはできませんが、忙しくて洗濯できない場合の手段とお考えいただければデス。
洗濯ネットを必ず使用しましょう。もし洗濯機の中でからまってしまったら、繊維が壊れてゴワゴワになってしまったり、毛羽立ってしまったりと、残念なことになってしまいます。
設定は弱水流。一番優しい設定で洗いましょう。
ドライマーク衣料用の中性洗剤を適量入れて、シルクパジャマのみで洗います。ほかのものとはまぜないようにしたいところです。なぜならシルクは色落ち&色移りも激しいからです。
脱水は短時間設定で大丈夫ですが、できれば手洗いの時のようにバスタオルで挟んでタオルドライしたいですね。
つまり、恐る恐るやりましょうということですね笑
あと、柔軟剤もNGです。繊維に偏りが出てしまったり、縫い目が乱れてしまうからです。
髪の毛に柔軟剤を使わないのと同じですね。
シルクパジャマを乾燥させる
さあ、あとは乾燥ですが、乾燥機はもちろん使えません!シルクさんは高温が苦手なんです。
乾燥機の中で繊維が擦れるのも危険!繊維がけばけばになること間違いなし!なのです。
基本は陰干しで自然乾燥です。
日光の下で干したい気持ちはわかりますが、変色や縮みの元になってしまうんです。
で、しわを取るためにアイロンを使って仕上げます。半乾きの時でいいので中低温で当て布をして仕上げます。内側からかけるのがコツです。
シルクの保管はデリケート
乾いたらその晩からすぐに着たいところですが、しばらく保管しなければならない場合、湿気には十分に気をつけましょう。
シルクという性質上、タンパク質でできているので、カビや虫に食べられやすい性質があります。
湿気取りを置いたりして、程よく乾燥した場所に保管しましょう。
クリーニングに出した場合は、保護ビニールはすぐにとりましょう。
クリーニング剤が揮発できずに結構すぐにカビが発生してしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
シルクパジャマは本当に素晴らしいものですが、お手入れがデリケートで敷居が高いように感じますね。
でも、お風呂の時に一緒に洗えると思えば気持ちも楽になるような気がしてきませんか?
慣れてしまえば簡単ですね!
どうしても忙しいときは洗濯機でもなんとかなります。
毎回クリーニングに出すようだと、庶民にはなかなか手が出ませんが、なんとか家で洗濯できるなら挑戦して見てもいいかも?ですね。
シルクパジャマは綿のパジャマのように洗濯機で他の洗濯物と一緒にガンガン洗えないですが、それでも着る価値のあるシルク、きっと快適な睡眠ライフを送ることができるでしょう。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。